出会い系サイトやマッチングアプリには、常にマルチ商法や宗教勧誘などの要素がついて回っています。
最近では、勧誘対象としてバイナリーオプションの勧誘も行われているようです。
これらの人々は、古くから存在しており、必ずこのような場所に紛れ込んでいます。
確かに、売り手として見れば、出会い系アプリは集客に最適なツールです。
しかし、見分け方は簡単です。
プロフィールに「ビジネス」と書いてある場合や、プロフィール写真が切り抜かれているようなものである場合、その人に地雷率が高い可能性があります。
また、プロフィールに書いていなくても、すぐにお金の話を持ち出してくることがありますので、そこでカットすることも容易です。
(不自然に豪勢な生活をアピールしてきたり、その様子を伝える写真などでありますw)
それでは、友人が数年前に出会い系サイトでマルチ商法に引っかかった経験を教訓としてお伝えします。
友人がマルチ商法の女に会うと言い出した
友人には、出会い系アプリの仲間がいて、ある日その仲間(女性)から連絡がありました。
その相手は、最近ビジネスを始めたと話しているとのことで、友人は怪しいと感じていました。
友人「なんか新しい女の子と遊ぶ予定になったんだけど、怪しいんだよね。」
私 「それって具体的にどういうこと?」
友人「彼女、最近ビジネスを始めたみたいなことを言ってたんだ。」
私「それって、ネットワークビジネスのことじゃない?彼女は可愛いの?」
友人「彼女の顔はこんな感じだよ。ただ、ご飯を食べに行くだけで、すぐに逃げるから平気だと思うけど。」
友人から送られてきた写真は、ブランド物の財布を見せびらかすように持っている蛭子(エビス)さんのような女性の写真でした。
- 自慢したがるブランド物の持ち物
- 他人に撮ってもらった写真
- ビジネスの話
これらは、完全に怪しい要素を満たしています。
加えて、この顔は、マルチ商法のリスクを考える以前に会いたくない顔だと思いました。
しかし、友人は女性であればどんな相手でも問題ないという考えなので、彼にとっては大丈夫なようでした。
友人「場所は近所のファミレスだから、リスクを考えて行ってみるわ。もしヤバい感じだったら助けてくれ。」
私「わかった。その日は予定を空けておくよ。もしヤバい感じだったらすぐにメールして。」
内心では、「マジかよ、リスクの可能性なんて微塵もないだろうに」と思いながらも、「でも、彼はすぐに逃げると言っていたから大丈夫かな」と友人を止めることはしませんでした。
友人がマルチ商法の女性とデートする日
そして、デートの当日がやってきました。
友人からは「来てくれ」という一言がメールで届きました。
やっぱり、マルチ商法の勧誘だったのかと思いました。
事前にファミレスの場所は聞いていたので、車で向かうことにしました。
友よ、無事でいてくれよ!笑
ファミレスに向かう途中、友人を勧誘から引き剥がすためにどうすればいいか考えました。
1.「君が言ってるのはネットワークビジネス(ネズミ講)だよね?」と指摘する→友人は巧妙な言葉で言いくるめられる可能性があるな
2.「おい!もう約束の時間だぞ!行くぞ!」と声をかける→これがいいかも!?
出会い系でのマルチ商法に注意しよう!
どうすればいいのかわからない。
とにかく迷わずに行動しよう…!
マルチ勧誘の場に到着 ファミレスに到着して、車を降りようとすると友人が一人で出てきた。
すぐに車に乗せて話を聞くと、やはりマルチ商法の勧誘だったとのこと。
友人はファミレスで
「ブランド物を買い漁れるよ。」「旅行もし放題だよ。」
というセールストークをされたそうです。
彼はデートの話に持ちかけたりしたが、何度話が逸れてもマルチの話に戻されてしまいました。
最後には、その女性が先輩と呼ぶ男性が現れ、二人でマルチ商法を勧誘してきたそうです。
女性は友人の前の席に座り、男性は通路側の席に座ってしまいました。
とても逃げることができず、友人は困っていました。
そして、友人は俺が来る時間を見計らってトイレに行くと言って、そのまま逃げてきたそうです。
なんと3時間もの間、マルチ商法の勧誘に耐えていたのです。
私「大変だったね。もっと早く逃げられなかったの?」
友人「いや、ちょっとでもやれるチャンスがあるかなと思って。」
と笑っていました。
友人は本当に頼もしいなと思いました。
少しでもマルチの現場を目撃するために突撃してみたかったが、友人が無事で何よりです。
出会い系で潜んでいるマルチ商法についてまとめると…
- 出会い系でマルチ商法をかける女性と関係を持つのは難しい
- 嫌な予感がしたら、仲間を呼ぶ前に逃げることが大切
- それでも行くなら、逃げる計画も用意しておこう(友人に連絡し、トイレに行くふりをして逃げるなどw)
以上、友人がマルチ商法に引っかかった時の話でした。
何よりも、最初からマルチ商法の女性とは会わない方が良いですね。
百害あって一利なしです。
- 自慢のブランド物の写真
- プロフィールにビジネスと書いてある
- 唐突にお金の話を始める
このような女性には要注意です。
また、有料の出会い系よりも無料の出会い系の方が危険だと感じるので、無料の出会い系を利用する際は特に気をつけましょう。