出会い系サイトで異性と会うと、普通は恋愛や肉体的な関係になることが一般的に思われていますよね。
私もそう思っていました(笑)。
しかし、まれに友達関係を築くこともあるんです。
今回は、友達だと思っていた女の子から説教を受けた話をしたいと思います。
出会い系で出会った可愛い子との初対面
昔々、ガラケーの時代のお話。
出会い系サイトで、暇つぶしの相手を募集しているとても可愛らしい女の子を見つけました。
この女の子は、本田翼さんのようなルックスで、アパレル店員をしているそうです。
プロフィールを見る限り、業者ではなさそうです。
(可愛い過ぎる子には注意が必要ですが)
出会い系サイトは、私のような地味な容姿の人でも、可愛い子に気兼ねなくアタックできるところがいいですよね。
私はすぐに彼女にメッセージを送りました。
確かメッセージを送ったのは深夜でしたが、すぐに彼女から返事が返ってきました。
彼女の名前は梨奈さんです。
彼女はサブカル好きな女の子で、映画やバンドについての話で盛り上がりました。
私は早く彼女に会いたかったのですが、彼女はいつも旅行に出かけているため、予定が合わずに約3ヶ月も時間が経ってしまいました。
しかし、ようやく遊ぶ約束を取り付けることができました。
今回は、初めて会うということで、夜の街を1時間だけ散歩することにしました。
(彼女は夜しか時間が取れないと言っていたのもあります)
もちろん、詐欺写メや業者対策として、写真は複数回交換していました。
どの写真も可愛い子であることは確認済みです。
彼女は私の出会い系人生で、間違いなく一番ルックスが良い人です。
1時間だけの約束でしたが、私はワクワクソワソワと待ち合わせ場所に向かいました。
待ち合わせ場所の駅に着くと、改札を出て家に帰るサラリーマンたちを見ながら彼女の出現を待ちました。
その時、彼女からメッセージが届きました。
「隣にいるよ。」
と。
横を見ると、私をチラチラと見つめている女性と目が合いました。
その女性は、 目がギョロッと大きく、 小太りで、 だんごっ鼻で、 顎がない、 そんな...嘘でしょう?
ぱっちり二重のアゴのないゲンさんみたいな人だ...
イメージとはあまりにも違っていて、頭が真っ白になりました。
出会い系アプリでの出会い
本田翼さんはどこへ行ってしまったのだろうか……! そして、このバナナマンはどこで生まれたのだろうか。
写真と現実がかけ離れていたので、彼女が他の待ち合わせの相手だと思って素通りしてしまった。
そう、彼女は写真をうまく撮る名手だったのだ。
出会い系アプリで最も可愛い子ではなく、一番写真のテクニックに長けた子に出会ったのだった。
考えてみれば、写真はすべて上から撮られており、明るい光が当たっていた。
(後で聞いたところによると、自撮り用の照明を持っていたらしいです…) 鼻を強い光で目立たなくし、上から撮ることで顎が目立たなくなるように工夫しているのでしょう。
角度と髪型で輪郭も分からなくするんですね(笑)
通常、複数の写真を交換すれば、リアルな姿がイメージしやすくなりますが、彼女の写真はどれも一流のクオリティでした。
こんなに上手い贋作は、鑑定団でも見破れないでしょう!
それでも、彼女は遠くから会いに来てくれたのです。
そもそも、私の顔は他の人のことを言えるものではありません(笑)
性欲は完全に冷めましたが、散歩ではなくコンビニのイートインでお茶することにしました。
コンビニでキャバ嬢とお茶 3ヶ月もメッセージのやり取りをしてきただけあって、話題が尽きることはありませんでした。
そして、少しずつ彼女のことを知る機会も増えました。
- 彼女はアパレル店員ではなく、キャバ嬢であること。
- 彼女は地方から東京に来ており、友達が少なかったために出会い系アプリで新たな人との出会いを求めていたこと。
- 映画が好きだけれど、一緒に映画を観に行ける友達がいなかったため、私に映画友達になってほしいと思っていること。
- 3ヶ月間のメッセージのやり取りは私だけだったこと。
(ふーん。恋人やセフレを求めていたわけではなく、ただ友達が欲しかったのか。)
(肉体関係になる気も失せたし、女友達も面白いかもしれないな。)
友達として遊ぶことができなくなった理由
俺とキャバ嬢の友達関係が始まった後、お互いが都合の良い日に映画を見に行くようになった。
このことでお互いを友達と認識し、自由に話すようになった。
俺が出会い系アプリを使っていることを話すと、彼女はヤリチンとからかい、彼女はキャバクラでNo.3だと自慢すれば、彼女の性格ではNo.3にはなれないだろうと非難するようになった。
彼女は客と寝ていることについて話してくれるようになり、かなりリラックスした関係になれたと思う。
しかし、問題が浮かび上がってきた。
俺が彼女に映画の代金を返してほしいと話した時だった。
俺は「立て替えといた映画の代金を返して」と言った。
彼女は「そんなこと言っちゃダメだよ。
男は女に奢るのがマナーだ」と返答した。
俺は「いや、ただの友達だろ。
映画代を返してくれ」と言った。
彼女は「男が小さいことを言ってるよ」と言った。
俺は「友達同士で借りたお金を返さないことはおかしいだろ」と反論した。
彼女はただ自己正当化に夢中であり、何を言っても無駄だと感じた。
彼女は金を持って逃げるように去ってしまい、返金を受けることはできなかった。
その後のキャバ嬢との関係
この出来事以降、俺は彼女に注意を払い、一緒に遊ぶことを避けることにした。
連絡も減らしていた。
しかし、彼女から再び一緒に遊ぼうとの連絡が来た。
(もし再び映画に行ったら、彼女から嫌な説教を聞かされることになるかもしれないな…。またお金がかからない場所を提案されるかもしれない…。)